女性のための「うつ病」克服なび

重度のうつ病を克服した私の体験記

レイキで心の病(うつ病)を癒やし自分の生き方を見直す

以前の記事で私はセラピストの仕事を
していた時のことを書きました。

まだ独身の頃、自分の一生続けたい
仕事は何だろうと考えた結果、
私は癒しの仕事をしたいと思いました。

スクールに通い、リフレクソロジーアロマテラピー
習い、卒業後リラクゼーションサロンに就職しました。

しかし就職後は自分の理想とはかけ離れて過酷な日々…
何より自分は人を癒したいと思っていたのに、
毎日沢山のお客様を施術すると自分が疲れきって
心身を健やかに保つことができませんでした。

しかも手を壊して手を三回も手術しました。
父の介護と共に癒しの仕事を辞めてしまい、
その後は癒しとは全く関係のない仕事をしていましたが、

心のどこかで
“癒しの仕事をまたしたい”でも“心身の弱い私にはできない”
という葛藤がありました。

そんな私はある時、本屋で自己啓発の本を探していると、
望月俊孝さんのレイキの本が目に止まりました。

中をよくよく見たわけではなかったのですが、
直感でその本を購入しました。

家でその本を読むと

“これなら私はできるかもしれない。
それに自分自身も癒せるかも”

と思いました。

自分のやりたいこともできて、
しかも自分の心身を癒して強くできるなんて
夢みたいだと思いました。

レイキとはアメリカ、ドイツ、イギリス、
オーストラリアなどを中心に、世界でも
人気のハンドヒーリング・健康法・自己啓発方法です。

とても簡単に手軽にできるのに、
その効果や影響はとてもパワフルなのです。

私は早速近くでレイキを伝授してくれる
ところを探して、受けに行きました。

レイキは受けたその日から手を使って
エネルギーワークができるようになるのですが、
私にとっては、癒しというよりレイキの思想が
目から鱗でした。

レイキは人からのネガティブな感情を一切受けませんし、
自分が頑張らなくても手からきちんとエネルギーが出ます。

それまでの私は

 自分がやらねば、頑張らねば

私さえ我慢して、頑張れば結果が出る

人に何かをして差し上げることは、自分を犠牲にすることだ

と信じていました。

そのような思いで毎日何人も施術をすれば、
いずれは自分の身体を壊しても不思議ではありません。

癒しの仕事に限らず、私は幼い時からいつも
ピリピリしている両親の顔色を伺って育っていたので、
普段から異常に周りの空気を読もうとする癖がありました。

誰かが体調不良だったり機嫌が悪かったりするととても責任を感じて、

“私が何とかしなければ”

と頑張っていました。

しかしレイキは逆に頑張ってはうまくできません。

自然の力を信じて、結果を委ねるのです。
そのお陰で私は癒すことに責任を感じないで癒す
ということができるようになりました。

心の病に悩む方の多くは、
とても責任感が強いです。

自分の力で一生懸命乗り越えよう、
解決しようとする頑張り屋さんでもあります。

でも時には自然に身を任せて
結果も自然にお任せして下さい。

全ての心配を手放して自然に委ねると、
意外に良い結果が出たり、結果が悪くても
受け止められたりしますよ。