女性のための「うつ病」克服なび

重度のうつ病を克服した私の体験記

睡眠障害で眠剤(睡眠導入剤)が効かない。

心が病んでいる時、生活のリズムが
乱れていることが多々あります。

食生活、運動、そして一番悩んでいる方が
多いのは睡眠障害ではないでしょうか。

 

寝つきが悪い

眠ってもすぐに目覚めてしまう

眠りが浅い感じがする

 

こんな夜が何日も続いたら、とても不安ですし、
心身共に疲れて悪循環です。
酷いと眠剤が全く効かない場合もあります。

 

私は中学生の時から不眠で
悩むことがありました。

しかし中学生の頃は若いので、
眠らなくても身体は動きました。

ところが摂取障害が起きた10代後半以降になると
眠れない日の頻度が増して、殆ど寝付けなくなりました。

食生活も悪い上に睡眠不足なので、
日中頭も身体も働きません。

そしてパニック障害になった20代半ばになると、
眠剤すら全く効かない日々が続きました。

私は心療内科の先生に

「お願いです、私を寝かせて下さい」

と何度も泣いて訴えました。

先生はその度に事務的に薬の量を変えたり
種類を変えたりしてくれましたが、
私の睡眠は一向に善くなりませんでした。

睡眠導入剤が効かないので、レボトミンという
非常に強い鎮静作用をもった向精神薬が処方されました。

私にはこの薬が合わなかったようで、
服用すると鼻やのどが詰まった感じがして
呼吸がとても苦しくなりました。

息を吸っても吸っても満たされない感じに
恐怖感を抱きながら、強制的に寝かされて
いるようでした。

毎日強制的に薬で眠らされていて、
自然な睡眠とは全く違う不自然な
ものでした。

私の場合は本当に酷い不眠症だったので、
一時的にでも症状が緩和されることは
有難かったのですが、やはりこの睡眠に対しても
薬は根本治療にはなりませんでした。

娘を妊娠して、主治医の言葉に背いて
全ての薬を一度に止めてしまいましたが、
症状は悪くなるどころかとても楽になりました。

薬の副作用が私をとても苦しめていたからです。

薬を止めても、妊娠中はホルモンバランスのせいか
良く眠れていました。
(というより眠気が酷くて起きていられないほどでした)

産後一年後、母乳を終えた辺りで
再び不眠症に悩まされるようになりました。

どうしても連続して3~4時間しか眠れないのです。
それで頭も身体もすっきりすれば問題ないのかもしれませんが、
起床時はいつも疲れた感じがしていました。

そして私は目覚まし時計を使ったことがありませんでした。
必ず起きたい時間より長く眠ることができなかったので…
うつやパニックが段々善くなってきて薬が必要無くなっても、
この睡眠対してだけは最後まで薬が必要でした。

そんな状態だった私が、今は全く睡眠に対して
悩みが無くなりました。

眠りたい時にいつでも眠れ、
好きなだけ眠れるようになりました。

重度の睡眠障害を持っていた私が今に至るまで、
やはり色々な方法を試しました。

次回は睡眠障害へのアプローチ、
また実際に私が試して効果のあった方法を
書いていきますね。