女性のための「うつ病」克服なび

重度のうつ病を克服した私の体験記

睡眠障害の原因は?体質?性格?うつのせい?

一口に“睡眠障害”と言っても、
人それぞれその原因も症状も異なります。

先ずは

現状を把握、

次に自分にとっての理想の睡眠を考えてみる

そして理想の睡眠を阻んでいるものは何か探ってみる

最後に理想の睡眠を得るために
どんなことをしたらいいか考えていきましょう。

 

私の場合は…

寝つきが悪い、眠りに就いても二時間単位で
目を覚ましてしまい、連続して眠れない、
眠りが浅い、というのが悩み(現状)でした。

私は布団に入ったら30分以内に眠れて
朝までぐっすり眠りたい、という
理想の睡眠を叶えたいと思っていました。

そして問題の“私の睡眠を阻んでいるもの”について
考えてみると、当時あまり深く考えていませんでした。

“体質?性格のせい?”“うつのせい?”それくらいしか
考えずにただ楽に眠りたくて眠剤を飲んでいました。

確かに薬で強制的に眠ることはできます。
しかし薬を止めたらまた眠れなくなりますし、
薬が効かなくなってきて増えてくることもあります。

睡眠障害の根本治療で大切なことは、
自分で何が自分の睡眠を阻んでいるのかを知ることです。

 

心配事があるから

就寝前にPCや携帯、テレビを見てしまうから

運動不足だから

食生活が乱れているから

 

自分の睡眠をブロックしているものが
何であるかを知り、それに対して行動をしていけば
必ず睡眠は改善していきます。

これも人それぞれ改善までの道のり、
時間は違うと思いますが、諦めずに
行動を続けていくことが大事です。

その中で薬を補助的に入れていっても
良いと思いますし、何より焦らず
ゆっくり改善への道を歩んでいって下さい。

私の場合は以前書いた記事の中にもありますが、
エネルギーマスターのセッションで自分の睡眠を
ブロックしているものが何か知ることができました。

私のブロックは夜中から朝方まで続く
両親の喧嘩が原因でした。

音がうるさくて眠れないというのもありましたが、
父が母を殴り倒して母を殺してしまわないか、
母が私を置いて家出をするのではないか、
と心配で眠れなかったのです。

大人になり両親の元を離れて暮らすようになっても、
私は夕方を過ぎると虚しい気持ちになり、
不安が募ってきました。

幼い時から潜在意識に刷り込まれた
“眠ったら大切なものを失う”という観念が
私の睡眠をブロックしていたのです。

“もう暴力は終わったんだよ、安心して眠って良いんだよ”

と自分に許可を与えることによって
私は安心して眠れることができました。

 

もし自分の睡眠をブロックするものが
心配事であるなら、その心配事を手放すことで
睡眠障害改善の糸口になると思います。

心配事の手放し方も含めて、
次回は睡眠のブロックを外す方法を書いていきます。