女性のための「うつ病」克服なび

重度のうつ病を克服した私の体験記

恋愛中の女性の嫉妬心が強いワケ

恋愛の中で相手との強い嫉妬心が原因でケンカになることは
多々あるのではないでしょうか。

恋愛だけでなく友達関係や職場、学校でも嫉妬が原因で
ケンカやイジメが起こることもあります。

この嫉妬は自分の中の手放した方が良い観念と、
才能に気付く素晴らしい感情です。

 

私は付き合っている男性にとてもやきもちを焼きました。
少しでも恋人が自分以外の女性を褒めたり認めたりするのが
許せなかったのです。私は怒って不機嫌になります。

でも恋人は私が何故怒っているのか分かりません。
浮気したわけでもないのに、他の女性を褒めただけで
不機嫌になって許してもらえないなんて、男性にとっては
またまた面倒な女です。

 

他の誰が私以外の女性を褒めても何とも思わないのに、
一番大好きな男性には絶対自分以外の人を見て欲しく
なかったのです。

それは

自分自身への自信の無さ

が原因だったのです。

私は自分を、“大好きな父親から愛されず
必要とされていない存在”だと思い込んでいました。

父親からも愛されない子なんて
誰からも愛されるわけがないと思っていたので、
自分が本当に欲しかった父からの愛情を恋人に求めていたのです。

だから私は常に捨てられないことだけに
集中して男性と付き合っていたのです。

だから、相手の男性が少しでも自分以外の女性を褒めたら
認めたりすると猛烈に怒りがわき上がるのです。

 

“怒る”というのは実は心が傷ついた時の表現方法です。

私は自分が捨てられると思って傷ついていたのです。

 

私の

“一番愛している人に捨てられる恐怖”

それは父を献身的に介護して看取ったこと、
またエネルギーマスターのセッションで
すっかり手放すことができました。

私は父から愛されていたことをよく理解できましたし、
自分も愛されるに値する人間だと知ったからです。

私は嫉妬で自分の手放すべき観念に気付けたのです。

 

そして嫉妬でもう一つ大切なことに気付きます。
それは自分の中に眠る才能です。

今の私がもし嫉妬するとしたら…

もし今、尊敬するオノ・ヨーコさんや宇野千代さんのような
素晴らしい芸術家の才能を持った、自分と同年代の女性が現れたとしたら…

私は激しく悔しがり、嫉妬すると思います。

“私だって負けない”

そうエネルギーが増幅します。

それは私に彼女たちのようになれる才能が
眠っているからなのです。

私は一流のスポーツ選手や音楽家、スーパーモデル、
玉の輿に乗った主婦には全く嫉妬もしませんし、
すごいなぁ!と思うだけで終わるでしょう。

 

あなたはどんな人に嫉妬しますか?
それはあなたの中に眠る才能が

“気付いて!”

と叫んでいるのかもしれません。

 

“やっぱり私は駄目なのね”

と落ち込ませる嫉妬は手放すべき観念への気付き、

 

“私だってできる!”

と奮起させてくれる嫉妬は才能への気付き

 

これらに気付くことができたら、私は嫉妬で人をいじめたり
足を引っ張ったりせず、誰もがお互いの素晴らしさと才能を
存分に出せる社会になると思うのです。