女性のための「うつ病」克服なび

重度のうつ病を克服した私の体験記

恋愛は自己犠牲ではなく、与え与えられて成長すること

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恋愛は、相手の顔色を伺い好きになってもらうのではなく、ありのままの自分で接し与え与えられる事で、お互いが成長できる

私はとてもせっかちな両親の下で育ったので、
いつも急ぐことを強いられてきました。

それで私は人並みのスピードで
社会生活を営めるようになったのですが、

自分の中に

“早くしなければ人に認められない”

という強迫観念が住み着くようになりました。

また、マイペースはいけないこと・人に迷惑をかけることだと思い、
人の顔色や空気を異常に読もうとする癖もいつの間にか付いてしまいました。

 

恋愛では特にその癖が顕著に出ました。

いつも相手の顔色を伺い、

相手の好きなものに合わせ、

優しく笑い続け、

欲しがるものは与え…

 

本当の自分は出せない。。。

 

 

デートから帰るとどっと疲れてしまい、哀しさと虚しさで一杯になりました。

だけど嫌われたくない、捨てられたくない、という依存心で私は恋人に尽くし続けました。

尽くすことは決して相手のためではなく、自己満足のためでした。

だから自分は相手に重たがられるということを私は分からなかったのです。

 

 

人間は誰もが才能、生きる使命…天職を持って生まれてきています。

天職とは必ずしも“お金を頂く仕事”だけではなく、
例えば趣味であったり、主婦であったり、母親であったり、
ボランティアだったりもします。

それは大抵子供の頃にとても好きだったことと繋がります。

 

私は

一人で妄想に耽って、それを書きとめること

演じること

友達と探検をすること

物語を書くこと

 

が大好きでした。

とにかく独りでゆっくり過ごすこと、
友達と色々な場所を歩いて発見をすることが好きでした。

私はとてもマイペースで、自分の時間や想像の世界を
邪魔されることを嫌いました。

だから周りから見たら大変わがままで、
頑固な愛想のない子供でした。

周りの大人たちが心配して、よく私に

「ぼーっとしないの!」

とか

「早くしなさい!」

と言いました。

 

多分本来の自分は本来こんな感じなのだと思います。

 

けれど人間は生まれ持った性質だけで
一生を終えることはほぼありません。

周りの環境に合わせて、自分を変えていきます。

それで人間関係や社会生活ができるようになっていきます。

しかし本来の自分を否定し、ありのままの自分でいることを
許さずに自分を変えようとすると、とても大きな歪が生じます。

 

世の中にパーフェクトな相手などいません。

同じく自分も相手にとって100%完璧なパートナーにはなれません。

 

恋愛で大切なことは

ありのままの自分、自分にとって自然な生き方を思い出し、
それを認めるということ。

ありのままの自分を許し、認めることができる人は、
他人も認めて受け入れることができます。

 

あなたが子供の頃に好きだったことはどんなことですか?

今もそれを楽しんでやっているでしょうか。

 

もし忘れていたのなら、是非今またそれをやってみて下さい。

あなたの魂がとても喜ぶはずです。
自分の魂が喜ぶことをすると、自分にも人にも優しくなれます。

 

相手に求め過ぎたり依存したりすることもなくなります。

恋愛は自己犠牲ではなく、与え与えられて成長することのできるものです。

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