女性のための「うつ病」克服なび

重度のうつ病を克服した私の体験記

うつ病と恐怖感との関係とは?

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うつ病やうつ状態のときはまるで心が暗いトンネルにいるような状態です。

トンネルから抜け出したいけど抜け出し方が分からない…
トンネルの中が怖すぎて目を固く閉じ、膝を抱えてトンネルの中でうずくまっている…

うつ病やうつ状態の時には、恐怖感も隠れている

そんな状態のとき、きっと虚無感や失望と共に恐怖感もあると思います。
恐怖感を手放すことで心は大分楽になり、自由を得ることができます。

恐怖の原因はなんでしょうか。トラウマになったきっかけはなんでしょうか。
恐怖感は悪いことだけでなく、人間の持つ大事な防衛本能でもあります。

例えば、恐怖感がなかったら命に関わるもの…例えば火や水、
高所などにも恐れを持たずに飛び込んでしまいます。

しかし、あまりにも大きく多い恐怖があると、生きていく上で心がしんどくなります。
過去に災害や大切な人を失った経験、事故、自分を否定されたこと、異性との関係などが
トラウマとして心に残り、うつ病や強迫観念、パニック障害などを引き起こしてしまいます。

防衛本能は人間にとってとても大切なことだけど、恐怖が心を支配し、自由を失ってしまったらとても辛いことです。

 

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私のうつ病経験からの恐怖感とは?

私自身もかつてたくさんの恐怖を持ち、それらを避けるために無駄なエネルギーを
使ってしまい、強迫観念やパニック障害に陥ってしまったことがあります。

何をするにも恐怖の対象を意識して、避けてきました。自分のやりたい事や夢、
楽しみより、恐怖を避けるためだけにすべてのエネルギーを費やしていましたから、
人生に失望し、常に不安でいっぱいでした。

今、自分が心の病を克服し、幸せを手に入れることができたのは、
決して恐怖の対象や過去を消しゴムで消すように除去したわけではありません。

何が私を楽にしてくれたのかというと、“恐怖と上手に付き合う”ことが
できるようになったからです。

そうは言っても、恐怖を手放して自由になろう!

と頭では分かっていても中々実践することは難しいと思います。
確かに恐怖を手放すには時間がかかりますし、簡単ではありません。

しかし、“私は恐怖を手放して自由になるんだ”と心に決めたら、
必ずトンネルを抜け出すことができます。

これから数回に分けて、恐怖の手放し方を書いていきたいと思います。

 

・なぜ恐怖を手放すと決意したら必ず改善の道が開けるのか

・何かが怖くて仕方ない時、どうしたらいいか

・恐怖の元になった過去をどうするか

 

恐怖を手放し、恐怖感とうまく付き合い、自分の人生を自由にはばたくための
お役に立てたら幸いです。

cocoro-karada.hatenablog.com