女性のための「うつ病」克服なび

重度のうつ病を克服した私の体験記

うつ病で食事が作れない時の料理のこつ

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うつ病の時、ご飯が食べたくない。食事が作れない、そんな時は?

うつ病になると、それまでできていたことが今まで通りにできなくなります。

朝が起きられない、仕事の効率が上がらない、人と会うのが億劫…など、
またご飯も食事も美味しく感じられず、料理を作ることも億劫になってしまいます。

 

主婦の方は夕方から夕飯の料理を作らなければならないのに、
うつ病の場合は、夕方から特に憂鬱な気分が増してきて、
辛くて今まで通りに食事を作られなくなることもあります。

 

また一人暮らしの方も、食事自体が億劫になり、自分のために料理をして
きちんと食事することが苦痛になってきます。

 

代わりにお酒が増えたり、ジャンクフードやコンビニ弁当の頻度が増えたりします。しかし、うつ病の時は普段より食事は大事になってきます。

 

ビタミンやミネラルが不足することでより神経を荒らしてしまいますし、
お酒や糖分の過剰摂取がビタミンやミネラルの吸収を阻害し、更に気持ちを
落ち込ませてしまうことにもなります。

また主婦の方は、料理が出来ず、食事を用意できないことで、家族に罪悪感を
持ってしまうこともあります。

 

そうは言っても、料理をして自分のために食事をすることや、家族のために毎日きちんとご飯を作ることはかなりのエネルギーがいります。

 

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うつ病で、ご飯が食べられない、食べたくない。そんな時の料理のこつ

そんな時は、例えばご飯に雑穀米や麦を混炊き、わかめと野菜が入った
お味噌汁だけ作って、あとは買ってきたものを足すようにするなど、
全てを頑張ろうとせず料理自体を手抜きしながら、食事をきちんと摂るようにします。

 

食べられる量は少なくても、食事をお酒やお菓子、ジャンクフードに
置き換えたりせず、食事からプラスのエネルギーを取り込むよう心がけて下さい。

 

揚げ物や甘いものは控えて旬の食材をなるべく摂取するように心がけると、
更に季節に合ったエネルギーを蓄えることができます。

 

食事を作ることは、もちろん栄養面でも大事なことですが、
自分自身の身体に目を向け、労わることにもなります。
食事がきちんと取れていると、うつの症状は和らいできます。

 

料理も他の家事や仕事と同じく、自分ひとりで頑張ろうとせず、
利用できるサービスを使ったりサポートしてくれる人がいたら
手伝ってもらったりしましょう。

 

完璧ではなくても、少しずつうつ病のトンネルを抜けるために
やれることからやり始めてみましょう。