女性のための「うつ病」克服なび

重度のうつ病を克服した私の体験記

うつ病と睡眠の関係 私が不眠症を治した4つの方法

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睡眠は食事と同様に、うつ病と大きく影響しあっています。
元気な時や楽しいことの前には少し睡眠不足でも日中を元気に
過ごすことができます。

 

しかし、うつ病になると

寝つきが悪い
眠りが浅い
夜中何度も目が覚めてしまう
朝早く起きてしまう、または起きられない
悪夢にうなされる

などの睡眠障害が起こります。

 

うつ病の時の睡眠障害~眠れない辛さ~

夜中に起きているとネガティヴなことばかりが頭の中を巡り、

太陽が出ている時にはなんとも感じない出来事が怖くなったり、
悲しくなったりします。

ゆっくり休みたい…
何も心配せずに眠りたい…

 

私も重度のうつ病だった時、不眠症には特に悩まされました。
身体が疲れて睡眠を欲しているのに熟睡ができず、ネガティヴな
思考ばかりが頭の中で渦巻いていました。

 

もちろん、眠剤(睡眠薬)も処方してもらっていましてが、
いくら飲んでも効き目がありません。

 

 

担当の先生に相談すると、眠剤(睡眠薬)の代わりにレボトミンという
抗精神病薬が処方されました。

この薬は強い鎮静力がある代わりに副作用も強く、
私自身は服用すると眠れはするものの、鼻がつまり、
胸が苦しくなり、穏やかに眠るというよりも強制的に
脳内の電気を消される様な感覚で眠りに落ちました。

 

うつ病を克服していく過程の中で、飲んでいた多種類の薬のうち、
眠剤だけは最後まで必要でした。

 

とても依存性が高いのだと思います。

 

うつ病の殆どの症状が消えているのに、眠剤(睡眠薬)を手放すのが不安…
そのため、睡眠を改善するために色々なことを試しました。

 

アロマテラピー
サプリメント
音楽
食事
寝具を変える

 

その結果、不眠症はすっかり治り、薬も手放すことができました。
たくさんのことを一度に試したので、どれが一番効いたのか分かりませんが、
私が試して良かったことをシェアしたいと思います。

 

その中からご自身に合ったものを取り入れてみて下さい。

 

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私がうつ病の時の不眠症を治した4つの方法

・アロマテラピー
香りがきつすぎると返って覚醒してしまうので、ご自身が安心できる香りを
焚いたり、ハンカチやコットンに一滴垂らして枕元に置いて休みます。

もちろん香水ではなくて天然の香りが有効です。
〝良い香りを使う〟ことも良いですが、一番大切なのは寝室の空気が
よどんでいないことです。

必ず換気をこまめにして、新鮮な空気を部屋に満たして、清潔を保って下さい。

 

・食事、サプリメント
空腹過ぎたり満腹が過ぎたりしていると睡眠を妨げるので、
きちんと食事を取るようにします。

お酒の力で眠ろうとするのはおすすめしません。
簡単に眠りにつけるような気がしますが、心身ともに深い休息は得られず、
段々飲酒の量が増えて依存してゆきます。

代わりに温かいハーブティーがおすすめです。
サプリメントも色々試しましたが、今も続けているものはありません。

でも試してみる価値はあると思います。
ご自身に合う漢方薬やサプリメントを少し続けて飲むのも良いと思います。

 

・音楽
睡眠に効くと書いてあるCDは全て買った気がします…
音楽は私にはとても効き目がありました。

ヒーリングミュージック系も良いですが、
私はイメージ療法が合っていたので、イメージを誘導してくれる
音声付きのCDをよく就寝時に使いました。

こちらも試してみる価値があると思います。
自律訓練法も効果がありました。

 

・寝具を変える
こちらもお部屋の空気と同様に、良いものを使う、
というよりも清潔を心がけたいです。

就寝時に汗をかくことで、日中のストレスを発散します。
シーツやカバーはこまめに取り替えて汗を吸いやすくします。
寝具は黒で統一するよりも緑や水色など爽やかな色やピンクや
オレンジなどの温かい色が安心感を与えてくれます。

枕もご自身に合った高さと素材を選んで大事に使って下さい。

 

以上、不眠がひどかった私が試して効果があったものです。うつ病を克服する過程で、どこか一つ歯車が合えば症状は好転してゆきます。睡眠を改善することでうつ病の症状が少しでも善くなるとよいですね。