女性のための「うつ病」克服なび

重度のうつ病を克服した私の体験記

うつ病の孤独感を克服する為にして欲しい2つのこと

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うつ病の時やうつ状態の時は孤独感が高まります。


どんなにたくさんの友達と楽しく遊んだ後でも、
独りになると虚無感に襲われます。

 

私もかつてうつ病とパニック障害がひどかった頃、
常に心の中は孤独感でいっぱいでした。

その時の私は本当に孤独だったのか?というと、
実際孤独でもありましたし、思い違いであった部分もありました。

私が孤独だったのには二つの理由がありました。

 

一つは自分自身に自信が持てず、自己否定ばかりしていたからでした。
自分の全てに自信がなかったので、自分はどこにいても、なにをしても
社会に役立っていない気がしていました。

 

どんなに仕事で成果を上げても、満足することがなかったので、
学校や職場では明るく、人気がある仲間をいつも羨ましく思い、
自分と比べて落ち込みました。

 

余程うちとけた友人でなければ、誰かと遊んでも
“この人は私といてつまらなくないだろうか”とか“嫌われないだろうか”と
気にしてばかりでとても疲れてしまいました。

 

誰かといるよりも独りの方がホッとしました。
そのせいで、自分はいつも人の輪に入れていない気がして
孤独感が募っていきました。

 

もう一つは周囲に対して不平不満がとても多かったと思います。
自分の生い立ち、容姿、会社、公共の場でのマナーの悪い人、
家族、友達…自分に自信がなく、いつも自分に厳しい条件をつけていたので、
周囲の人達にもとても厳しい目を持っていました。

 

“私ならもっと頑張るのに、気を遣うのに…”“なんで分かってくれないのだろう”…

そんな風にいつも思っていました。

 

これらの理由で、私はいつも役立たずで、理解されない人間だと
自分で思い込んでいました。

 

実際には全く役に立たない人間などいませんし、
どんな人にも長所は必ずあるのに、自分の至らないところにばかり目が
行ってしまい、自分を責めて人をうらやんでいただけでした。

 

結局は私の思い癖が私を孤独にしていたのです。

 

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うつ病で孤独感を感じているあなたへ

もしかつての私のように孤独感でいっぱいになって、
生きることに辛さを感じたら、ぜひしてほしいことがあります。   

 

まず、どんなに小さなことでも些細なことでも構いません、
ノートに感謝できることを書き出してみてください。

 

コンビニの店員さんの笑顔にホッとした、今日もご飯を食べることができた、
その日一日無事で穏やかに過ごすことができた…そんな当たり前のことでも良いです。

 

感謝できることに目を向ける習慣がつくだけで虚無感は癒されていきます。
不平不満にばかり目が行くと、まるで世の中には良いことが一つもないように
感じてしまいます。

 

それからもう一つ、自分の良いところも書き出してみてください。

こちらはとても難しく、辛く感じる人もいるかもしれませんが、
どうしてそう感じるのかも振り返ってみてください。

 

誰かに見せるものではないので、恥かしがらず、自分が思う自分の長所を
客観的になって書き出してみてください。

 

次に前向きで優しい意見を言ってくれる家族や友達に
自分の長所を言ってもらって下さい。

 

新しい発見がきっとあるはずです。

孤独感は自分自身が作り出してしまっていることも多々あります。
孤独感が癒えると独りの時間も満喫することができますよ。

ぜひ試してみて下さい。