女性のための「うつ病」克服なび

重度のうつ病を克服した私の体験記

冬季うつ病の対策~さむい冬に備える~

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夏は元気に過ごしていたのに10月を過ぎた位から何となく憂鬱、

倦怠感が増して眠気と食欲も増してきた、

過食気味になって特に甘いものが食べたくなる、

 

なぜ、冬はうつ病になりやすいのか?

冬は日照時間が夏場より減り、寒くて日中の外出も減るので神経伝達物質の セロトニンが減ってしまい、憂鬱な気分になる傾向が強くなります。

 

また夏場に暴飲暴食をしたり、逆に夏バテをしてきちんと必要な栄養素を摂らずにいたりして、冬を越す体力を温存できていないのも理由の一つだと考えられます。

 

毎年、冬の間に気分がすぐれず、春になって治るのであれば冬季うつ(季節性気分障害、季節性情動障害、季節性感情障害とも言う)になっているかもしれません。

 

冬の間も心身の健やかさを保ち、自分の持つ能力や才能を存分活かすことができたら良いですね。それにはどんなことに気をつければ良いのでしょうか。

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恐怖を手放すための簡単で誰にでもできる第一歩

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恐怖は必ず手放すことが出来ると信じて欲しい

恐怖を手放すのはとても難しいことのように感じます。

また起きたらどうしよう

また遭遇したらどうしよう

 

そう考えると、怖くて前に進めない…

 

けれど恐怖は必ず手放すことができます。
恐怖を手放すことができれば自由を手に入れることができます。

好きなことが存分できて、自分にも周囲の人にも優しくなれます。
そして“今”この瞬間を心から楽しむことができます。

 

先ず、恐怖を手放すには時間もある程度必要です。
決して焦らず取り組んでいってほしいです。

 

恐怖を手放すための簡単で誰にでもできる第一歩は

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うつ病と恐怖症~自分の身を守る防衛本能~

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うつ病やパニック障害には、恐怖以外の感情もからまっている

高所恐怖症、閉所恐怖症、巨像恐怖症、先端恐怖症などは自分の身を守るために
むしろ必要な防衛本能だと言えます。

しかしうつ病やパニック障害に陥ってしまうほど恐怖が大きい場合は、
“恐怖”という感情の他に“哀しみ”“怒り”“罪悪感”などの感情も伴っています。

 

私が以前、ひどいパニック障害で外出ができなかった時、
主に電車に乗ることが恐怖でした。

当時はただ怖くて電車を避けて、無理に乗車すると動悸・息切れが始まり、
ひどいと失神してしまいました。

今、当時を客観的に振り返ってみると、“電車”そのものが怖いのではなく、
哀しみや怒り、罪悪感も持っていました。

私は閉所恐怖症でもなく、電車に乗ることに
嫌悪感を抱いた根源は嘔吐恐怖症でした。

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うつ病と恐怖感との関係とは?

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うつ病やうつ状態のときはまるで心が暗いトンネルにいるような状態です。

トンネルから抜け出したいけど抜け出し方が分からない…
トンネルの中が怖すぎて目を固く閉じ、膝を抱えてトンネルの中でうずくまっている…

うつ病やうつ状態の時には、恐怖感も隠れている

そんな状態のとき、きっと虚無感や失望と共に恐怖感もあると思います。
恐怖感を手放すことで心は大分楽になり、自由を得ることができます。

恐怖の原因はなんでしょうか。トラウマになったきっかけはなんでしょうか。
恐怖感は悪いことだけでなく、人間の持つ大事な防衛本能でもあります。

例えば、恐怖感がなかったら命に関わるもの…例えば火や水、
高所などにも恐れを持たずに飛び込んでしまいます。

しかし、あまりにも大きく多い恐怖があると、生きていく上で心がしんどくなります。
過去に災害や大切な人を失った経験、事故、自分を否定されたこと、異性との関係などが
トラウマとして心に残り、うつ病や強迫観念、パニック障害などを引き起こしてしまいます。

防衛本能は人間にとってとても大切なことだけど、恐怖が心を支配し、自由を失ってしまったらとても辛いことです。

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うつ病と依存症④~アルコール依存症について~

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アルコール依存症は、依存症の1つです。依存症とはあるものに依存し、それがないと身体的・精神的な平常を保てなくなる状態です。

依存症は物質に対するもの(煙草、アルコール、糖質、薬物等)と、
行為に対するもの(インターネット、買い物、摂取障害、自傷行為、性行為等)、
また共依存のように人間関係に対するものがあります。

アルコール依存について

アルコール依存症は慢性的な症状であり、
急な処置が必要である急性アルコール中毒とは異なります。

やはり他の依存症と同様、心の問題に目を向ける必要がありますが、
アルコール依存症の怖いところは、薬物依存と同様に飲酒の
コントロールを自身でできない精神的依存から離脱症状などを
起こす身体的依存も伴うところです。

後遺症として脳や内臓に深刻な障害をもたらすこともあります。

私の従兄はアルコール依存症で命を落としました。

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