女性のための「うつ病」克服なび

重度のうつ病を克服した私の体験記

愛されると気持ち悪い、居心地が悪いワケ

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なぜ、愛されると気持ちが悪い、ダメンズばかりを好きになってしまうのか?

いつも幸せな恋愛を求めて自分磨きをする…
しかし現実は願望とは反対に全くうまく行きません。

いつも途切れることなく恋人がいるけれど、長続きしない。

両想いになるまでのゲームが楽しいだけ…
うまく両想いになったらすぐに居心地が悪くなる…

一見プレイガールなようで、面倒女(面倒な女)の心の中はいつも虚しい。

今回も面倒女の矛盾した恋愛の話です。

 

私はいつも恋をしていました。

とにかく振り向いてもらえるように努力するし、
積極的にアプローチします。

しかしいざ両想いになって相手から愛されると
異常に居心地が悪くなって相手から逃げ始めます。

そのくせ逃げられると全力で追いかけてみたりします。

異性からしたら理解しがたい現象ですし、
振り回されて大変疲れると思います。

しかし当の本人にも自分の心の動きが理解できず、
かなり深刻に悩みます。

 

“私は一生結婚できないかも”

“私は誰かと一緒に幸せを育むことはできない、一生孤独かも…”

 

こんなかつての私は、無条件の愛を受け取ることが
できなかったのです。

いつも誰かに愛されるためには努力が必要だと
思っていました。

だから自分の魅力や良さよりも人より劣るダメなところしか
見ることができませんでした。

特に自分は外見より内面にとてもコンプレックスを持っていて、
自分の存在価値を全く見いだせずにいました。

 

“男の人には尽くすしかない、それしか私には取り柄がない”

 

そう信じていたので、褒められたり無条件に愛されたりすると
居心地が悪くて仕方ありませんでした。

反対に自分のことを全然大事にしてくれない男性に毎日せっせと尽くすことに
何となく納まりの良さを感じていました。

 

私が阿呆みたいに貢ぎ、尽くすので相手の男性は
どんどんダメ男になっていきました。

1K風呂なし・共同トイレのボロアパートに暮らす
ミュージシャン志望のダメホストのために家具を買い揃えてあげたり、

私はカニが食べられないのに、カニが食べたいとせがまれて
カニ道楽に連れて行ったり、

 

仕事なし・家なしの男の人に住む場所を提供したり、

パチンコに行くお金が欲しいと言われて
お財布ごと上げてしまったり…

 

逆に

“あなたの笑顔が大好き”
と言って私にネックレスをプレゼントしてくれた
男性からは全速力で逃げました。

そんな生活、また自分にほとほと疲れていたある時、
今の主人に出会い、彼がその時の私に言いました。

 

“あなたは自分を愛してくれる人とどう向き合うか考えた方が良い”

 

その時の私の心にはとても腑に落ちました。

 

“私に愛を下さい”

 

と泣いてすがっている私の後で、
私に無償の愛を送り続けてくれている人は
沢山いたのです。

振り返ることを私はしなかっただけなのです。

面倒女への教訓
それは、幸せも愛も実はもう手に入れています。
無いと嘆くのならばそれはただ気付いていないだけです。

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