うつとセロトニン①~不足するとうつ病などの心の病気になりやすくなる?~
幸せホルモン!セロトニンを増やして、うつ病などの心の病気を治す!
今回からうつと関わりの深い、セロトニンについて書いていきます。
セロトニンとは体内で重要な役割を果たしている神経伝達物質の一つです。セロトニンは「幸せホルモン」とも言われ、不足するとうつ病などの心の病気になりやすくなると言われています。
セロトニンを増やすには主に
1.早寝早起きをして太陽光をしっかり浴びること
2.リズム運動
3.正しい食生活
4.家族・恋人・仲間との触れ合い、スキンシップ
が大切です。しかし現代人はこの4つが生活の中に習慣的に行えない環境にあり、セロトニンが不足しかちです。これらのことを意識的に生活に取り入れることが心身の健康を保つ上でとても重要です。
今回は1の【早寝早起きをして太陽光をしっかり浴びること】について一緒に考えていきたいと思います。
早寝早起きをして太陽光をしっかり浴びると、セロトニンは増える
セロトニンは太陽が出ている時間に分泌されやすく、夜の分泌は少なくなるので、
午前中に起きて太陽の光を充分浴びることが大切です。
しかし、現代人はゲームやネット、テレビの普及で夜更かしをしてしまうことも
ありますし、夜勤の人も昔に比べたら増えています。
また夜勤ではなくてもしなければいけないことが多すぎて早く寝たくても
就寝時間が日付の変わる頃になってしまう人も多いかと思います。
生活習慣…特に睡眠の習慣を変えることはとても難しいと思いますが、
仕事で早寝ができない人でも、朝はなるべく早く起きて朝日をしっかり浴びてから
昼寝で睡眠を補うのがベターです。
ネットやゲーム、テレビも時間を決めて就寝時間を延ばさないようにしてください。
そして朝起床したら、カーテンを開けて、一度窓も開けて部屋に新鮮な空気を入れてください。
私も夜に仕事をしているので就寝時間はいつも0時を過ぎてしまいます。
遅いと3時位になってしまうこともあります。
早起きが辛くて、特に疲れが溜まっているときは
お昼過ぎまで眠ってしまうことも時々あります。
しかし、昼過ぎまで眠っている日が3日以上続くと精神力が落ちてきます。
集中力、持続力はもちろん、思考力も低下して“なんとなくうまくいかない”
という感じがします。
沢山眠ったはずなのに気持ちがシャキっとしません。
逆に7時位には起きて家事と仕事をしてしまい、
お昼過ぎに少し昼寝をすると頭の回転がとても良くなります。
朝のほうがアイディアがよく出ますし、1日がテンポよく進みます。
女性のからだはホルモンバランスによって体調が顕著に変わるので、
疲れが溜まっているときは無理をせず睡眠をたっぷり取ったほうが良いですが、
基本的には早起きを実践してほしいなと思います。
どうしても早く起きれない時は起床時にシャワーを浴びたり、
アロマテラピー、音楽、ラジオ体操などを取り入れるのも有効です。
他にも朝すっきり目覚めるためのおすすめツールがありましたら教えてくださいね。
次回はリズム運動と食事について書きます。